空白 歪める 10
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歪める 10

「ごめんなさい。修司を修司を巻き込んでしまいました」
 隣の席に座っているカオルが涙を流している。
「これは二人の戦いです」
「化け物の仲間に見られます。サエも可哀そう」
「それはきっと私が選んだ人生だったのですよ」
「それで少し気が楽になったわ。ここからは力を貸して?」
「いったいどういう話なっている?」
 マネージャーは後ろの車を見ながら、
「一度店に入って裏の露地から出てもらいます」
とわざと新大阪に向けて走る。どうも新聞社の車がついてきているようだ。
「検察は伊藤がすでに殺されていると見ています。それと私が頭取の指示で動いていると見ています」
「やはり」
「それでは社長は頭取の?」
「それは違う。でも分からない」
「逆に関東のやくざも頭取もタイにいる黒サングラスの男を消そうとしている」
「それはどうして?」
「今回伊藤の隠し口座から金を引き出す許可を与えたのは頭取。その金を関東のやくざが投資の損失補填をしている。これに対して彼は金額アップをかけて脅しているの。それに警察もタイに入った」
「かなり情報を持っている?」
「検察はキーマンとして修司と彼をマークしている。彼は伊藤殺害のキー、修司はNつまり総理のキーを持っている。ただ検察は総理という判断はできないでいる」
 車が新大阪駅の中で回転をして後ろの車を巻いたようで後は大阪店のガレージに入る。








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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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