空白 記憶 2
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記憶 2

 揺り動かされて水を飲む。どうもやくざの子分みたいで目に憎しみはない。
「何やらかしたんや。素人にはきつすぎるわな」
と言ってから猿轡をはめて隣の押し入れのところまで引きずっていく。
「今日はな。ここでショーがあるんや。えげつないショーやで。見るんやったらここのテープ剥がしてやるから見たらええ」
 とくに鍵は掛けた様子ではなく何かの箱を置いたようだ。穴からはシーツを引く男たちに混じって客たちが下りてきて思い思いに座っている。30分ほどして部屋が真っ暗になって音楽が流れる。全裸の女が檻から運ばれてきて逆さに吊るされる。ストロボが至る所で弾ける。どうも穴からT字に広げられた毛のない裂け目が見える。
 これは時々カオルがするディルドのプレイだ。男が巨大なディルドを2本持っていて、まずは膣の中の深々と刺し込んでいく。潮がもう溢れていて足を伝わる。次はそれより長いのがアナルに突き刺される。その状態で吊るされた女が回転する。ディルドが抜かれると男がアナルの中に片腕を入れていく。
 指を折られて押し込められているのに思わずカオルとのプレイを思い出して下のものが反り立っている。カオルの場合は肘のところまで入って、へその当たりに指の押上げが見える。この女も同じ状態まで見せているが、裂け目から赤い血が垂れている。
 さすがに疲れて壁にもたれる。ライトがすでに落ちていて荷物を片付ける音がしている。
「明日はできんよ。傷が広がったわ。ゆっくりするの分かった」
 女の声がしてそれから静かになる。
「やっぱりただ見客がいた」
 女の顔が覗く。
「カノンや!分からんの?」
 どうも顔見知りのようだが記憶がない。



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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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