空白 記憶 5
FC2ブログ

記憶 5

「ここは?」
 カオルと二人きりになった時にメモで書いた。
「私の大阪支店。今は博多にも出したわ。憶えてないのよね。指は複雑骨折してるけど治るようよ」
 戻ってきたら医者と看護婦が呼ばれていて治療をしてくれた。あの2人の内の番頭と言う男だけとらえられたようだ。助けてくれた組に監禁しているようで、探偵が確認に出かけたようだ。
 私は風呂に付けてもらってカオルに洗ってもらっている。
「サエ親子もしばらくホテルに移ってもらっている」
「サエと子供?」
「修司。いえイサムの家族よ。サエと3人でよくしたのよ」
と言うなり私のものを銜える。即座に反応する。喉の奥まで銜え込んで出し入れする。こうしたカオルとの記憶は鮮明に残っている。
「凄い!こんなに溜まっていたのは初めて」
 息が詰まったのか唇から精液が毀れ出てくるのをぐいと飲み込む。ベットに連れて行くと化粧棚から封筒を出してくる。
「これは修司が書いて私に預けたもの」
 確かに私の直筆だ。
 サエに救われたこと。どんなに彼女を愛しているか。もし記憶が戻ったらこれを見せてくれとある。もしサエを捨てるようなことをしたらカオルの手で殺してくれとある。
「私を殺人者にしないでよ。一度サエを連れて来るから3人でしましょう。サエにも記憶を失ったこと話してあるから。体がきっと憶えているよ。私の時もそうだったでしょう?」






スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

FC2USER015477MKZ

Author:FC2USER015477MKZ
学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

FC2USER015477MKZ

Author:FC2USER015477MKZ
学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR