空白 起承転結2
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起承転結2

 私設秘書の代わりに私が新党結成の記事を送る。記者は局長の了解を取って朝刊の1面に載せる。長野でカオルと合流して彼女に予約した旅館の貸し風呂で3時間もの長風呂をした。湯に浸かってのプレイはさすがの二人とも夜は爆睡だ。翌朝新幹線で東京に戻って、カオルは会長に私は元総理に会いに議員会館に行く。
 総理の時とは違ってボディガードはついておらず、狭い部屋に通される。そこに元総理と元頭取の顔が並んでいる。
「ご苦労さんやな」
「二人揃って今度は何を?」
「いや、無職になったら会長が思いきりこき使って来るわ」
「新党首はあまりにも頼りないですよ」
「それでいいんや。反主流派のボスじゃ政権は戻ってこない。彼を党首にしない作戦だ。徳俵に乗った気分だね」
 元総理は口が軽くなっている。
「夜はカオルと泊まったんだろう?」
「・・・」
「妬いてない!しっかり可愛がってやってくれ。遠足の時みたいにうきうきしてたの」
と好々爺に顔になっている。
「ところで今夜でも銀行の会長と会ってくれ?副頭取を解任して息子の常務を頭取にする。その代り副頭取に営業部長を置く」
 平取の営業部長は昔からの元頭取の子飼だ。さすがにワンチャンスをものにする。
「私設秘書は?」
「記憶を失った状態だ。会長の秘書のような仕事をしているわ」




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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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