空白 衝突9
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衝突9

 朝一番会長から呼び出されて熱海の別宅に入る。ひっそりとした庭の見える部屋に会長が椅子にもたれている。だがボディガードが3人付いていて警戒厳重だ。裏の仕事専門の番頭が入ってくる。
「君の言うように秘書を昨夜拉致した」
「車両倉庫を出たところを捕まえました。どうも彼の言うには警備会社の調査部に入ったようです。この鞄にこんなものが入っていました」
 小型の盗撮機だ。
「見ないほうがいい」
 会長が横を向いて言う。
「いえ見せてください」
 全裸の縛られたカオルに秘書が跨ってアナルに入れている。そう言う場面が30分ほど続いて急にカオルの陰茎が映し出された。秘書がくどいほど揉みしごいて反り返っている。それに秘書が無言で5寸釘を打ち込んだ。
「白状させるための拷問なのか?」
「いえ本人は趣味でやったと言っています」
「彼と合わせてください」
「それはやめておいた方がいい。別室から見るといい」
 番頭に連れられて地下室に降りる。隣のマジックミラーで覗けるようになっている。まさに頭巾を被った男が全裸の秘書の陰茎と玉に五寸釘を打ち付けているところだ。
「彼はこの道ではプロです。Sの男は案外に責められるのには弱いらしいですよ。今日中にすべて吐きます。画像は口封じで撮っています。ここからは携帯はできませんよ」
 そう言われて庭に出て携帯をかける。
「今夜救出の段取りをしてください。医者の手当てもお願いします」
 うんと頷く探偵の声がした。








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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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