空白 衝突10
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衝突10

 0時を少し回った頃、黒塗りのワゴン車が到着する。すでに道路際に工事車が泊まっている。そこから探偵のメンバーが3人降りてくる。ワゴン車からは私も含め会長の番頭を先頭に黒づくめの男たちが5人降りる。
「今この建物の電源を切った」
 裏口の窓が開かれ作業チームの探偵たちが先に中に入る。その後から黒づくめのチームが麻酔銃を手に入っていく。管理人は金を渡してまだスナックで飲んでいる。報告では廊下を進んだ部屋に警備員が2人いるはずだ。警備員に黒づくめチームが飛び込む。作業員が地下への扉を合鍵で開ける。
 私と探偵は地下室に降りていく。地下室の風景はビデオで見た通りだ。探偵が照らした光の中に全裸の女が大股を開いて縛られている。陰茎に5寸釘が刺さったままでグローブのように膨らんでいる。私が懐中電灯をカオルに当てて、
「カオル?」
と言うと眼だけが反応する。
「毛布」
 床一面に脱糞と尿の匂いが充満している。秘書を捕まえたところからカオルは放置されていたのだ。裸の彼女を毛布に包んで抱きかかえる。探偵が足を持って地上に運ぶ。窓の外にはマネージャの車が泊まっている。運び出した途端にい電気が付く。
「電源が切れたので警備員がこちらに来る」
 二つのチームが素早く撤収する。同時にマネージャーの車が走り出す。
「今やりたいとこなんだけどこの太マラではね」
「今はこれだけだ」
と言ってカオルの唇を思い切り吸った。
「病院は押さえています」




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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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