空白 反撃7
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反撃7

 分厚い速達が届いた。それを見透かすように探偵から携帯が入る。
「まず、ファイクサーの赤坂のホテルだが、ここ5日間で訪ねて来た客はリストにして写真も付けてある。幹事長が1度これは2時間ほどで一番長かった。1対1で会っている」
 リストの写真を見る。
「それからファイクサーの塾の事務長が2回。例の警備会社の会長がやはり2回来てます。1度は怒鳴り声が聞えたと報告がありますよ。それと銀行の会長も来てましたよ」
 どうも会長は今度は幹事長に乗り換えたようだ。だが頭取や会長では資金に手が出せない。副頭取が実権を握っている。前頭取からの遺産は彼が引き継いでいる。
「赤坂の方はその地図にも附箋をつけたが、5社の名前で登記になっている。R事件の裁判が始まる前に代表者が変わっている。代表者を照会したが警備会社の関係者だ。それに無担保だったよ」
 携帯を切ってすぐにカオルに入れた。
「どこにいる?」
「札幌よ。東京から新しい子を5人連れてきて2人を東京に連れて帰る」
「赤坂はファイクサーと大衝突になる。カオルは顔を出さないほうがいい。今度は竿を抜かれるぞ」
「それよりいつ来るの?」
「しばらく竿は封印することだ。ところで秘書はどうなった?」
「警備会社からも解雇されたようよ。すでにタイに移されたわ」
「また殺すんじゃないのか?」
「今度は本人から提案があり証人になると。彼は蝙蝠みたいな奴だからね。陰茎を刺された私としては許しがたいのだけど」






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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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