空白 反撃12
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反撃12

 8時に昔よく使った赤坂の料亭に入る。まるで女優に付くマネージャのような格好だ。部屋の前には秘書だけがいる。総理時代とは警備が違う。すでに料理や飲み物が運ばれていてどうも前客がいたようだ。
「久しぶりだなカオル」
 そう言われると無造作にスカートを上げてむき出しの竿を見せる。
「相変わらず元気だ。5寸釘を打たれたらしいが?」
「なんでもご存知ですね?」
 ビールを2人に注いでくれる。
「会長と赤坂のことを聞きたいのです」
「動き出したらしいな怪物たちが。あれはR事件の社長が地上げを始めた物件だ。カオルの旦那だった頭取が融資をしていた。その当時の総理が絡んでいた。会長は当時の総理の私設秘書で赤坂や政治資金の交渉をしていた」
「フィクサーは?」
「総理の金庫番で同じ穴の貉だ。これは事実かどうか知らないが会長が裏切って私に付いた。だが総理は裏交渉で派閥の長で残ったが、金庫番はR事件に巻き込まれた。それで長い裁判になった。だがその時に赤坂の土地をフィクサーが埋めたと聞いている」
「と言うことは当時の地上げ地はフィクサーのものだというのですね?」
「ああ、かなりの虫食い状態だったようだ。それから会長がその部分を買い続けてきた。私も頭取も絡んできたさ」
 これでかなりの部分は見えてきた。
「ところでカオルは今は会長に抱かれているようだな?」
「舐めてあげるだけの仲よ」
 総理は二人が親子だとは知らないようだ。
 1時間半ほどで料亭を出てカオルがタクシーを飛ばして池袋のホテルに入る。
「懐かしのホテルよ」






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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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