空白 足掻き8
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足掻き8

「困ったことになった」
 カオルの言葉で東京に舞い戻った。わざわざカオルが駅まで迎えに来て病院に走る。病室には秘書を迎えに行った番頭が寝ている。
「歳を取りました」
 どうも東京に秘書を連れて戻った夜にホテルで襲われたようだ。
「彼は即死です。首を絞めたのです。私は物音で覗いた時に刺されました。あの殺し屋です」
「こちらの札を1枚消したのですね?」
「それだけじゃないの。長男が相続を認めない訴訟を起こした。よりによって私が父を殺したと」
 ドアが開いて探偵が入ってきた。
「それは調べてみました。長男に付いた弁護士は新党の党首のお抱えです」
「彼はどうしようと?」
「赤坂の資金に目を付けたのです。こちらで裏金を押さえていますからね」
「殺し屋を抑えるわけにはいかないかな?」
「探しているが難しい」
 探偵はかなり手を尽くしているが網にかからない。
「よし第2弾であのコンビニの防犯ビデオの映像を使おう。取り敢えずトラックから飛び降りた写真を載せよう。それから探偵は秘書が殺された病院の監視カメラをすべて調べてください」
「私は?」
「会長の弁護士を呼んで対策を練ってください。私はフィクサーに会ってきます」
 さっそく警備会社の社長に連絡を入れて一緒に甲府に行くことにした。









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学生時代に書きためたノートの埃を払って万年筆の文字を打ち直し始めた2作目です。この作品は未完で今回はなんとしても完成したいです。

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